DB Admin(MySQL版) 操作マニュアル
DB Adminとは
DB Adminとは、ブラウザからPleskコントロールパネルにアクセスする事で利用出来る機能の一部で、SQLデータベースの操作が行えます。
DB Adminにアクセスすると、MySQLデータベースの場合は「phpMyAdmin」、PostgreSQLデータベースの場合は「MyPgAdmin」がそれぞれ表示されます。
DB Adminへのアクセス方法
1.DB Adminをご利用頂くには、まずブラウザからPleskコントロールパネルへログインし、「データベース」をクリックします。(管理ツール経由)
2.次に、作成済みのデータベース名を選択(クリック)します。
3.すると、画面上部に「DB Admin」のアイコンが表示されますので、クリックすると別ウィンドウが開き、DB Adminへアクセスする事が出来ます。
※ブラウザのホップアップブロック設定がされていると、正しくDB Adminへアクセスする事が出来ませんので、許可設定をするか一時的にホップアップブロック機能を無効にする等の対応をお願い致します。
4.DB Adminへアクセスが成功すると、以下のようなページが表示されます。
データベースのバックアップ方法
1.画面左側のナビゲーションメニューに大きく表示されている「データベース名」の部分をクリックします。
このマニュアルでは「demo」というデータベース名を使用しておりますので、ここでは「demo」の部分をクリックします。
2.画面右上の「エクスポート」をクリックします。
3.バックアップを取るテーブル名を選択します。全体のバックアップを取る場合は、全選択をクリックする事で自動的に全て選択された状態になります。
※データベースの容量が大きい場合、システム側でバックアップファイルが作成出来ない場合がありますので、必要に応じて一度に選択するテーブルの数を減らすなどの措置をとって下さい。
4.右側の詳細のオプションは、通常特に変更する必要はありません。
データベースに詳しい方は必要に応じてオプションを選択して下さい。
5.画面下部の「ファイルに保存」にチェックを入れ、バックアップファイルを圧縮された状態でダウンロードしたい場合は圧縮形式を「zip」または「gzip」から選択、圧縮せずそのままダウンロードしたい場合は「無し」を選択し、最後に「実行」ボタンをクリックします。
6.暫くするとバックアップファイルのダウンロードが開始されます。
※暫く経ってもダウンロードが始まらない場合は、バックアップファイルのファイルサイズが大きすぎる為システム側で正常に処理が行えなかった場合がございますので、手順[3]で選択するテーブルの数を減らす等をして再度お試し下さい。
データベースのリストア(復元)方法
DB Admin(phpMyAdmin)を使ってデータベースのバックアップファイルや、SQL文が書かれたファイルをデータベースにリストア(復元)する事が出来ます。
1.DB Adminトップページ下部にある「インポート」をクリックします。
2.「参照」ボタン をクリックし、自身のコンピューター上にあるバックアップファイルを選択します。
※インポート可能な形式は、無圧縮(*.sql)、zip圧縮(*.zip)、gzip圧縮(*.gz)のみとなっております。
3.バックアップファイルの文字コードを選択します。
※本マニュアルに従って取得したバックアップファイルの場合は、「utf8」となってますので特に変更の必要はございません。必要に応じて適切な文字コードを選択して下さい。
実行をクリックすると、インポートを実行する事が出来ます。
データベースのテーブルの削除方法
プログラムによっては、既存のテーブルを削除しないと動作しないケースがあります。
その場合は、DB Adminを使って個別にテーブルを削除する事が出来ます。
注意事項:
データベースの内容を変更、削除する事にはリスクが伴います。
操作や仕組みについて理解出来る方でないと、操作によって、既存のプログラムが動作しなくなる場合がございますので、十分ご注意の上自己責任で行って下さい。
1.DB Adminトップページ画面左側のナビゲーションメニューの「データベース名」をクリックします。
ここでは、「demo」というデータベースを使っていますので、「demo」の部分をクリックします。
2.データベース内に存在するテーブル一覧が表示されますので、削除したいテーブル名の左側のチェックボックスをクリックし、チェックが入った状態にして下さい。(複数選択可能)
3.削除したいテーブル名を全て選択し終えましたら、ページ最下部にある「チェックしたものを:」をクリックし、プルダウンで出てくる選択肢の中から「削除」をクリックします。
4.削除するテーブル名の最終確認画面が表示されます。この段階ではまだテーブルの削除は行われませんので、削除するテーブル名を確認し、削除を実行する場合は、「はい」をクリックします。
注意事項:
削除実行後は、元に戻す事が出来ませんので慎重に操作を行って下さい。
万が一削除前の状態に戻す場合は、事前に削除前にデータベースのバックアップファイルを取得している必要があります。